COLUMN 14 — SETOUCHI
瀬戸内の
建築シーン
香川・高松 / 河添建築事務所 / 2026.05

なぜ瀬戸内に建築の名作が集まるのか
1980〜90年代、過疎化が進んでいた瀬戸内の島々に、福武財団(現ベネッセアーツ)がアートと建築による地域再生を試みた。安藤忠雄との協働から始まったこのプロジェクトは、直島を世界的な建築の聖地へと変えた。
以来、SANAA・妹島和世・西沢立衛・藤本壮介など日本を代表する建築家の作品が瀬戸内に集積するようになった。高松はこれらの建築群へのゲートウェイ都市としての役割を持っている。
主な建築作品
地中に埋め込まれたコンクリートの美術館。モネ・タレル・デ・マリアの常設展示。光と空間の関係を徹底的に考えた建築。
泊まれる美術館。自然・建築・アートの融合を初めて体現した施設。直島の建築シーンの出発点。
水滴をモチーフにしたコンクリートシェル。柱のない内部空間と開口部から差し込む光。建築と自然環境の関係を極限まで問いつめた作品。
廃墟となった銅精錬所跡を再利用した美術館。産業遺産と現代建築が共存する。リノベーション・地域の記憶という観点からも重要な作品。
香川・瀬戸内で建築の仕事をする意味
東京で建築の仕事をする場合、「有名建築を見に行く」のは特別なイベントになりがちだ。香川・高松に住んでいると、直島・豊島へのフェリーは日常の延長として行ける距離にある。
建築を「勉強として見る」のではなく、生活の中で自然に触れられる環境が高松にはある。瀬戸内の気候・石材・海・島の風景は、東京とは異なる建築の問いを生む。河添建築事務所は、この場所で建築をつくることに意味を見出している。
よくある質問
Q. 直島にはどんな建築家の作品がありますか?
安藤忠雄設計の地中美術館・ベネッセハウス・家プロジェクトが有名です。SANAA(妹島和世+西沢立衛)設計の豊島美術館(隣の豊島)、妹島和世設計の犬島精錬所美術館(犬島)なども高松からアクセスできます。
Q. 瀬戸内国際芸術祭とは何ですか?
3年に1度開催される国際的なアートフェスティバルで、直島・豊島・男木島・女木島・小豆島などの島々が会場です。建築・アート・地域の風土が融合した作品が展示されます。建築に関わる人間にとって、現代建築と地域の関係を体感できる貴重な機会です。
Q. 高松から直島・豊島へのアクセスは?
高松港からフェリーで直島まで約50分、豊島まで約35分です。日帰りで訪問できる距離にあります。高松に住んで働きながら、週末に瀬戸内の建築を巡るという生活スタイルが可能です。
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「まず一言でいい。興味があるなら送ってほしい。」
経歴・スキル・年齢は関係ない。「建物に関わる仕事をしたい」という気持ちだけで十分です。 選考の前に、まずカジュアルに話しましょう。
— 河添建築事務所 採用担当