COLUMN — 香川 / 空き家・古民家リノベーション
香川・高松の空き家・古民家
リノベーション設計の仕事
香川県 高松市 / 河添建築事務所 / 2026.07
香川の空き家問題とリノベーションの可能性
香川県は全国でも空き家率が高い県のひとつだ。高度成長期に建てられた住宅が老朽化し、後継者不在のまま放置される空き家が増えている一方、移住者や若い世代がこれらの古い建物に新しい価値を見出し始めている。
古民家・町家・昭和の戸建て住宅をリノベーションして住まう「古民家ライフ」は、香川・瀬戸内エリアで特に注目されている。島・農村・高松の旧市街に残る建物が、カフェ・ゲストハウス・シェアオフィス・住宅として蘇る事例が増えた。
こうした動きを設計の側から支えるのが、リノベーションを手がける設計事務所だ。河添建築事務所でも既存建物の再生プロジェクトに取り組んでいる。
リノベーション設計の仕事内容
リノベーション設計は新築と異なる独自のプロセスを持つ。
【既存調査・実測】まず建物を詳細に調査する。図面がない場合は実測から始める。構造の状態・設備の老朽度・法的な問題(既存不適格・接道・用途変更の要否)を確認する。
【コンセプト設定・スケルトン計画】残すものと撤去するものを決める。「どこまで壊すか」の判断が、コストとデザインの両方に直結する重要な決断だ。
【設計・実施図作成】既存の制約の中でプランを作る。天井を抜いて梁を見せる・古い柱をアクセントにする・既存の石壁を活かすなど、既存要素を設計の資源として活用する。
【工事監理】リノベは解体してから想定外の問題が出ることが多い。現場判断の連続で、監理の比重が新築より高い。
古いものが好きな人へ:リノベ設計の魅力
リノベーション設計の最大の魅力は「時間の層を扱う」ことだ。新築設計は白紙から始めるが、リノベは先人が作ったものと対話しながら設計を進める。
昭和初期の大工が削った柱の跡、戦後に増築された部屋の痕跡、何度も塗り替えられた壁の色——こうした「建物の歴史」を読み解き、どう継承するかを設計者が判断する。「壊すより残す」「新しくするより蘇らせる」という価値観が根底にある。
香川はそういうプロジェクトの宝庫だ。「古いものが好き」「歴史ある建物に新しい命を吹き込む仕事がしたい」という方は、ぜひ話を聞かせてほしい。
よくある質問
Q. 香川で空き家・古民家のリノベーション設計の仕事はありますか?
あります。香川は空き家率が高く、古民家・町家の再生需要が増えています。河添建築事務所でもリノベーションプロジェクトを手がけており、既存建物の魅力を活かした設計に興味がある方を歓迎しています。
Q. リノベーション設計と新築設計では何が違いますか?
リノベは「既存の制約の中で最大限の可能性を引き出す」設計です。構造の読み解き・既存部材の活用・法規への対応(既存不適格など)といった新築にない知識が求められます。古いものへの愛情と問題解決力が重要です。
Q. 古民家・町家の設計に特別な資格は必要ですか?
建築士資格が基本ですが、古民家鑑定士・古民家再生協会の資格は必須ではありません。ただし木造の構造知識・伝統工法への理解・地域の工務店・職人とのネットワークが実務では重要になります。
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「まず一言でいい。興味があるなら送ってほしい。」
経歴・スキル・年齢は関係ない。「建物に関わる仕事をしたい」という気持ちだけで十分です。 選考の前に、まずカジュアルに話しましょう。
— 河添建築事務所 採用担当