COLUMN — 香川 / ポートフォリオ
香川の設計事務所に応募する
ポートフォリオの作り方
香川県 高松市 / 河添建築事務所 / 2026.07
設計事務所が見るポートフォリオの評価基準
設計事務所へのポートフォリオに何を期待しているかは、採用担当者によってやや異なるが、多くの事務所に共通する評価軸がある。
「建築への姿勢」——なぜ建築を選んだのか、どんな建築を目指しているのかが作品を通じて伝わるか。「デザインの視点」——空間・素材・光に対して独自の感性があるか。「プロセスの見せ方」——結果だけでなく、どう考えてそのデザインに至ったかが説明できるか。
逆に重視されないのは「図面の美しさだけ」や「作品数の多さ」だ。10作品を薄く入れるより、3作品を深く見せる方が印象に残る。
ポートフォリオの構成と内容
実際にどんな構成にするかについて、基本的なガイドラインを示す。
【表紙・自己紹介】名前・連絡先・目指す建築の方向性を一言で。シンプルで印象的なビジュアルを選ぶ。
【作品紹介(メイン)】3〜5作品を1作品あたり3〜6ページで見せる。各作品には「コンセプト(なぜ)」「プロセス(どう考えたか)」「成果(何ができたか)」の3要素を含める。
【スキル・使用ソフト】CAD・3D・グラフィックソフトの習熟度を簡潔に示す。
【最後のページ】応募の動機や今後やりたい仕事を一言添えると、面談前に採用担当者との会話のきっかけができる。
提出形式はPDF(A4・10MB以内)が最も一般的だ。印刷製本版を持参できれば面談時のインパクトが増す。
実務経験なし・学生の場合はどうする
建築系の学校を出たばかり・実務経験なしの場合でも、ポートフォリオは作れる。設計課題・卒業設計・自主制作・コンペ出品作品——どれも立派なポートフォリオの素材だ。
学生作品を載せるときのポイントは「課題の条件を正直に書く」ことだ。「○○設計課題(条件:敷地○○㎡、用途住宅)」と明記した上で、自分がその中でどんな判断をしたかを説明する。
また、旅行中に撮った建築の写真・スケッチ・気になる素材や空間のコレクション——こうした「建築の見方」を示すページを添えると、デザインへの感性が伝わる。
よくある質問
Q. 設計事務所へのポートフォリオは何ページ必要ですか?
15〜30ページ程度が目安です。作品数より各作品の見せ方と説明の質が重要です。「なぜそのデザインにしたか」のプロセスが伝わるものが評価されます。
Q. ポートフォリオにどんな作品を入れるべきですか?
設計課題・卒業設計・実務で担当したプロジェクトを中心に。実務作品は会社の守秘義務に注意が必要ですが、自分が担当した部分を「補助として関わった」と明記すれば掲載できます。
Q. 河添建築事務所のポートフォリオ選考でどこを見ますか?
建築への姿勢・デザインの方向性・空間への感覚の3点を主に見ます。上手い図面より「自分なりの視点がある」作品を重視します。PDFで送付後、面談で直接話を聞かせてください。
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— 河添建築事務所 採用担当